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PSPリメイク版は「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 ペルソナ2 罪 ストーリー 概要 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 リメイク版『PERSONA2 罪』 概要(リメイク) 追加・変更点 評価点(リメイク) 賛否両論点(リメイク) 不評点(リメイク) 総評(リメイク) ペルソナ2 罪 【ぺるそなつー つみ】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション 発売・開発元 アトラス 発売日 1999年6月24日 定価 6,800円(税別) 廉価版 PlayStation the Best2000年9月14日/2,940円 判定 良作 女神転生シリーズ ストーリー 物語の舞台は、人口128万人の政令指定都市、珠閒瑠(すまる)市。 その蓮華台に、主人公が通う七姉妹(ななしまい)学園がある。 通称『セブンス』と呼ばれるこの学園の校章やエンブレムを持ち歩くことは、他校生の間でも一種のステイタスであった。 しかし、いつの間にか街では『セブンスのエンブレムは〈呪いの校章〉で、身につけていると容貌を破壊される』という噂が広まっていた。 そして、やがてそれが現実となる。 次々と噂が現実になる奇妙な現象……。 あるきっかけで、《ペルソナ》という別人格を召喚するようになった主人公たちは、 それぞれに課せられた宿命と対峙しながら街に起こる様々な事件を追う。 次第に明らかになっていく噂と事件の関係。 止まっていた時が動き出す。 概要 アトラスの人気RPGシリーズ第二弾。 前作がメガテンシリーズ中でもかなりの高難易度だったのに比べ、今回はゲーム全体が見直され、難易度が抑えられた。無論ただのヌルゲーではなく、やり応えのあるバランスに仕上がっている。 前作同様、今作のストーリーのタッチはジュブナイル色が強い。 今作はPS2・PS3で起動すると、PSの場合と比べ不具合・フリーズ発生のリスクが大きくなってしまう。 特にPS2ではメニュー画面などで重度の処理落ちが発生、まともなプレイは望めないため、プレイの際にはPS1本体を用意すること。 評価点 新システム「合体魔法」 2~5人のキャラクターで特定の順番に魔法・特技を使うことで、特殊な魔法を発動させる。エフェクトも華やかで迫力があり、戦闘を盛り上げてくれる。 本作における究極の合体魔法は、ルシファー+サタンの二大巨頭悪夢の夢の競演による「ハルマゲドン」。パーティーレベル94という破格の条件を要求されるが、その効果も「ザコ・ボス関係なしに敵を即死させる」という壮絶なもの。無論ラスボスだろうが瞬殺である。 一度使用した合体魔法はアナライズに登録され、いつでも組み合わせの確認ができる。このアナライズの開拓は一種のやりこみプレイと言え、基本4属性を継承なしで習得するヘル等のペルソナがあれば、大きな助けとなるだろう。 合体魔法で戦闘を終了させると、ランダムで「突然変異」が発生し参加したペルソナが強化される。このとき相性が最高のペルソナを降魔していると、発生確率が向上する。(*1) + 発生確率こそ低いものの、得られるものは大きい。 パラメータ強化 全パラメータがわずかだが上昇する。全パラメータカンストまで何度でも発生。 前作の「潜在復活」の上位互換というべきもので、理論上はどんなペルソナでも最強クラスの戦闘力を得られる。 有用な合体魔法の素になる「ザンマ」「精霊召喚」等の技を習得したペルソナは、いつの間にかステータスがえらいことになっている可能性もある。 隠し魔法の解放 アナライズに記載されていない魔法を習得。どんなものを覚えるかはペルソナ毎に決まっている。シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーのヒンドゥー三柱神は、完全な専用技を習得する。 一度に2ランクアップ 読んで字の如く、突然変異した瞬間にペルソナランクが上昇。突然変異前のランクで貯めた熟練度は引き継がれない。 その性質上ランク7では発生しないため(8が最大)、ランクが偶数のときに発生することが望ましい。 変異能力 ベルベットルームで新たなペルソナと交換できるようになる。この方法でしか召喚できないペルソナも存在する。 こういった「複数人で協力しての行動」がシステムとして実装されたのは、メガテンシリーズでは本作が初。 噂システム 本作の舞台では、「噂が現実になる」という奇妙な現象が発生している。プレイヤーはこの現象を利用して、単なる飲食店や衣料品店といったそこら辺によくある店を武具屋へと改変して装備を整えていくことになる。 噂の中には「懸賞で戦闘用のアイテムが当たる」「ゲームセンターが本物のカジノになる」などといったものも。これらの噂を流すかどうかは原則としてプレイヤーの自由であり、あえて噂を流さない縛りプレイも可能。 設定的に面白いのは、現実化した後では「真実から出た噂なのか、噂から生まれた真実なのか」の境界がないこと。所謂"シュレディンガーの猫"を利用した設定といえる。 前作からの改善点 バトル面 難易度バランスやシステムが見直され、戦闘のテンポが大幅に向上した。 フォーメーションの概念は消滅、攻撃範囲・属性の種類もメガテンとしては常識的な範囲に。高いエンカウント率は相変わらずだが、退却が100%成功する「トラフーリ」や主人公より弱い敵が出なくなる「エストマ」の復活により、ある程度はフォローされている。 降魔相性が「発動時のSP消費量」という形でダイレクトに反映されるようになり、相性の良いペルソナを優先して使う意味が生まれた。相性の悪いペルソナでも降魔さえできれば自在に使いこなせるので、プレイの幅も広がっている。 コンタクトの不安定さが大きく改善。こちらの取った交渉パターンに対しての結果が固定され、前作のように「正しいアクションを選択していてもムードによっては失敗する」という事態は起こりえない。また、全ての交渉結果が何かしらの意味を持っており、交渉が決裂してしまう「怒り」を除き、必ずプレイヤー側がメリットを得られる。(*2) 「喜び」が最高に達すると、交渉していた悪魔と「契約」することができる。契約している悪魔からは特殊な噂や、任意のタロットと交換できる「フリータロット」が入手可能。 グラフィック面 背景が3DCGで描画され、人物(ペルソナ・悪魔も含む)はドット絵と言う「ゼノギアス」や「グランディア」に近いグラフィックとなった。 メインキャラはもちろんの事、珠閒瑠の市民から悪役、またはヘンテコなペルソナまで丁寧にドット打ちされており、FC~SFC時代で培われたアトラスの2Dグラフィックの技術が本作で遺憾無く発揮されている。続編「3」からは3Dグラフィックに移行した為、ナンバリングでは最後の2Dグラフィック採用作品となった。 システム面 一人称3Dダンジョン・月齢システム・悪魔合体といった"メガテンらしい"要素が撤廃され、シリーズ初心者でも入り込みやすくなった。 ダンジョンは多くのRPGで見られるクォータービューに変更。複雑なマップでも迷いにくくなった。移動もスピーディーで快適。 ペルソナ召喚の方法はかなり簡略化され、コンタクトにより「タロットカード」を入手し一定の枚数と引き換えに召喚する形式となった。魔法継承や封神具などの要素も「○○カード」という形で(*3)それぞれわかりやすくまとめられ、理想的なペルソナを作りやすくなった。 貢献度による経験値分配の廃止や、レベルアップ時のパラメータボーナス(*4)により、キャラ育成もスムーズに行える。 このパラメータボーナスの効果は大きく、「パーティーでAGI(素早さ)が一番伸びないキャラ」を「パーティーで一番AGIが高いキャラ」に育て上げることも難しくない。 音楽 今作では土屋憲一氏、黒川真毅氏、田崎寿子氏の3名が作曲を行っている。 前作から受け継がれた、通常戦闘が小節区切りで終了する独特の演出はスタイリッシュと好評。 後述するストーリー展開のインパクトの強さには、音楽による効果も大きいといえる。 「サトミタダシ薬局店のうた」は更にパワーアップ。各店舗によって演歌調、インストゥルメンタルなど5種類のアレンジを楽しめる。 シナリオ 前作と比べ、より重く暗い内容になっている。だが「噂が現実になる」という世界観が生かされ、主人公達の過去などを主軸にしていく展開は一つ一つ見所になるものが多い。 規制が多くなってきた現在では困難な設定や衝撃的な展開も多く、これもプレイヤーの記憶に残るものとなっている。 + 衝撃性のある展開(ネタバレ) 主要メンバーと縁が深い人物をはじめ、大勢の人々が影人間(*5)に変えられてしまう。消えていく様あるいは影人間に至るまでの様を見せつけられる絶望感は相当なもの。しかも、絶対に助けることができない。 ゲーム後半、人々の噂が暴走し「アドルフ・ヒトラー(*6)」と、彼の率いる「ラスト・バタリオン」が舞台の街に現れ、街を制圧していく。もちろんナチスの象徴たる「ハーケンクロイツ」を掲げて、である。 今作のシナリオの衝撃的要素の一つで、「ナチハンター」に目をつけられ、海外での発売を見合わせた…とも言われている。(*7) ボス格として登場する聖槍騎士団(ロンギヌス・サーティーン)が色々な意味でインパクト大。"マリオネッテイェーガー「ヒンメル・フォイアー」"なるパワードスーツに身を包み、互いにドイツ語数字で呼び合う…とそのテの設定が好きな人にはたまらない。ラスト・バタリオン初登場時のムービーは必見。戦闘面でも"ロンギヌス・コピー"によってペルソナ発動を封じ、堅牢な装甲で物理攻撃をほぼ無力化してくる難敵。 ラストダンジョンでは、ヒトラーとの直接対決も待っている。ヒトラーはロンギヌスの槍(本物)を所持しており、戦闘終了までペルソナを封印する技を使用してくる。(*8)使用してくる頻度が低いことや、ヒトラー自身が大して強くないことが救いか。 同じくゲーム後半、噂によって生まれた主人公たちの偽物「シャドウ」が登場する。 悪い噂が現実化した存在のため、姿はそっくりだが性質は邪悪そのもの。本人が隠しておきたい秘密や守りたいものを踏みにじることで、自我を破壊しようと画策してくる。 また、姿だけでなくその精神にも、主人公らの負の側面が反映されている。そのため、如何にすれば彼らの心を踏みにじることができるか熟知しており、巧妙に嘘と誇張を織り交ぜてくる。 余談だが、戦闘開始時・終了時に特定の各キャラ専用ペルソナをつけていると特殊演出が発生する。ペルソナの台詞がフルボイスで聞ける数少ない機会なので、ぜひ一度は見ておきたい。戦闘終了時のイベントには、専用ペルソナの防御相性が強化されるボーナスもある。 特に衝撃的なのはエンディングで、その内容は続編が発表されるまで大きな議論を巻き起こした。 + エンディング(ネタバレ) 簡単にまとめると「ラスボスの策略で主要メンバーの一人が死に、そのキャラの最期の言葉を逆手に取られ、あざ笑われながら世界が滅ぶ」というものである。しかも、それは「人々が潜在的に望んだこと」だというのがさらに悲惨。 ちなみに、ラスボスのデザインも相当えげつなく、両腕両脚及び頭部が主人公たちの父親というかつてない有様。(*9)顔が浮き出ているとかそういうレベルではなく、手足の代わりに人間が生えている。設定イラストではその狂気的異形が惜しげもなくでかでかと描かれている。 そして主人公たちはフィレモンの提案により、「自分たちの絆をなかったことにして、崩壊の起こらなかった別世界を構築する」選択を行い、ラスボスの干渉がない世界を作ることになる。その際に「とある人物」が過ち(*10)を犯し、続編『罰』の始まりとなる。 しかし、この苦渋の決断さえも実はラスボスの計画通りというどこまでも救いのない展開となっている。当然のごとく、ラスボスの干渉がないどころかラスボスが張り巡らした蜘蛛の巣に突っ込んでいく羽目になってしまう。 本作での世界滅亡の因果が10年前の主人公たちの出会いに始まっていることから、「10年前の出会いがなかった」平行世界(『罰』の舞台となる世界)を作り出した。本作の舞台となった世界は『罰』のED後でも滅んだままとなっており、それらの決着を『罰』でつけることになる。 この部分は『月刊少年ジャンプ』で連載された漫画『ペルソナ ~ 罪と罰』(*11)、電撃文庫から発売された小説『ペルソナ2 罪』『ペルソナ2 罰』(*12)で掘り下げた考察が描かれている。特に後者は、ラスボスの悪意がこれでもかと強調されていた。 賛否両論点 戦闘バランスが大味 よく挙げられるのが、即死攻撃の高性能ぶり。本作は「剛切断」「秘孔突き」など、一部の即死攻撃が非常に命中しやすく、それらの攻撃があれば通常戦闘で困る事はまず無い。なかでも合体魔法「原子破壊」「ローエンドブレイカー」はゲーム序盤から使うことができ、"即死技頼み"に拍車をかけている。 ただし、これは逆に言えば「敵の即死攻撃を高確率で喰らう」ということでもあり、ある意味バランスは取れている…かもしれない。また、ボスには即死攻撃が通用しないため、ゲームバランスが崩壊する心配は無い。 地味になった戦闘シーン キャラクター画像やエフェクトの描写が、前作と比べシンプルになった。 悪魔のアクションは簡素なものばかりで、パターンもあまり多くは無い。また、ペルソナの描写方法が敵悪魔と共通になっており、同名悪魔が存在するものは丸コピペである。 ただし、メガテンシリーズ全体で見れば前作の演出は"こだわりすぎ"と言ってもよく、本作が特別ショボいというわけではない。また前作は、描写の細かさゆえグロテスクさが目立っていた面もあり、好みという点でも一概に良し悪しは決められないだろう。 残念ながら明らかな改悪もあり、前作ではまず有り得なかった処理落ちが発生するようになってしまった。 問題点 合体魔法の使い勝手が悪い メガテンシリーズにおいても初の試みゆえか、調整がうまくできておらず扱いが難しい。 攻撃タイプの合体魔法はダメージ効率が悪いものばかりで、全体攻撃ができるペルソナがいれば戦力価値は無くなる。単体攻撃タイプのものや4・5人連携のものに至っては、ごく一部を除き合体させるとかえって損になる。実際のところ「弱い敵を瞬殺しまくり突然変異を狙う」のが存在価値のすべて…と言っても過言ではない。 「精霊召喚」絡みの2人連携4種だけは別格で、組み合わせが簡単でダメージ効率も悪くない事から多くのプレイヤーに重宝された。 回復・補助タイプの合体魔法は優れた効果を持つものが多いが、比例して組み合わせを揃えるのも難しい。また当然ながら、突然変異の恩恵も受けられない。 戦闘演出の拘束時間が長い 前作と比べれば多少マシになってはいるが、改善された戦闘シーンのテンポにまったく追いついていない。 非常に厳しい言い方をすれば「演出がグレードダウンした上、テンポはダラダラのまま」ということであり、状況は前作より悪化しているという見方も。 固有ペルソナの使い勝手の悪さ 一定の条件を満たすと、特定のイベントで各キャラクターの専用ペルソナを入手できる。が、どれもSP消費量が多く、同レベル帯のペルソナと比べ使い勝手が悪い。 終盤のイベントで手に入るペルソナはこれが顕著で、パーティ5人分のペルソナで消費SPワースト5を独占している有様。(*13)レベルに関係なく一定の戦力を得られるとはいえ、はっきり言って割に合わない。入手イベントの演出が優れているだけに、余計に残念なところ。 より理不尽になったアルカナ「FOOL」の入手方法 前作では「合体事故が発生した際にランダムで誕生」という、ごく限られた状況下でのみ召喚できたアルカナ「FOOL」のペルソナ。悪魔合体が存在しない本作では、カードの入手方法に特別な条件が設定されている。 その条件とは「一回のコンタクトで4回以上質問を受け、かつ4回目以降の質問で興味がMAXに達する」こと。条件を満たすと「FOOL専用質問」が低確率で発生、正しい答えを選択できればカード入手となる。 悪魔が質問をしてくるのは"興味"か"怒り"が上昇した場合のみ。同じ感情を3回上げると交渉終了なので、いかに困難な条件かが理解できるだろう。(*14)実際、コンタクト時のリアクションの種類や返答のパターン・傾向を調べ上げたうえで、さらにリアルラックにも恵まれなければ条件達成は不可能である。(*15) そんな多大な苦労の末に召喚できるFOOLのペルソナではあるが、これがまた「消費SPが多いうえ、特別強いわけでもない」というガッカリペルソナ。帰還アイテムはどれも他では手に入らないレアモノだが、FOOL召喚の手間に見合うかといえば……。 さらに、これらFOOL入手方法に対し、ゲーム内にはヒント・手がかりが一切存在しない。フリータロットとの交換もできないため、普通にプレイしていてはまずお目にかかれない存在である。 細かすぎるオートマッピング 3Dダンジョンが廃止された本作ではあるが、オートマッピングの仕様は3Dダンジョン時代と変化していない。つまり、画面に表示された範囲ではなくキャラが実際に歩いた部分しかマッピングされないのである。 例えば、横幅がキャラ3人分の通路をマッピングするには、さながら雑巾がけのごとく直進で3往復しなければならない。更に柱などの凹凸も、掃き掃除の如く万遍なく歩きまわらなければならない。「1キャラ分=マップ1マス」ではない事が唯一の良心か。 メガテンシリーズにおいて「ダンジョンのマッピングを完璧に終わらせる」というのは定番のやりこみであり、コアなファンからは否定的に捉えられている。 総評 難易度やシステムがよく配慮されており、メガテンシリーズ未経験者でもすんなり入り込める間口の広さがある。テキストやシナリオも作り込まれており、高い完成度と衝撃性から現在でもファンが多い。 前述したストーリーの鬱さは次作の『罰』で昇華される。 すべてきれいに昇華されるわけではないが、『女神異聞録ペルソナ』からの集大成としてファンからは好評である。 余談 本作の中に、「流星野郎のSOUND MAX」なるラジオ放送が公開録音されるイベントが存在する。 これはかつてラジオ関西系で放送されていた、「流星野郎のGAME MAX」というアトラスの名物広報「流星野郎相原」がパーソナリティを務めていたラジオ番組のセルフパロディである。 リメイク版『PERSONA2 罪』 【ぺるそなつー つみ】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 アトラス(インデックス) 開発元 アイ・ティー・エル 発売日 2011年4月14日 定価 PKG 6,279円 DL 4,980円 レーティング CERO B(12歳以上対象) コンテンツアイコン セクシャル、暴力、犯罪、麻薬 判定 良作 ポイント まさかのリメイク版『P3』以降を意識したGUIシステム面での問題が目立つ 概要(リメイク) リサの声と劇中歌「JOKER」を担当した声優・小西寛子氏に関する諸問題や、ナチス絡みの劇中設定もありリメイクは絶望的と言われていたが、音声はそのまま手を加えないという形でPSPでのリメイクが決定。一度延期を経て4月14日に発売された。 公式の略称は「P2IS」。 追加・変更点 イメージカラーはPS版『罰』のような赤に変更され、各種インターフェースも赤と黒を基調としている。 またメニュー表記などが『3』以降のデザインに近づけられ、防御相性のアイコン表記や「合体魔法 → 合体技・合体スキル」といった呼称変更など、PS版から大きく印象を変えている。 だが、参照したタロットの種類が違うにもかかわらず『3』以降のアルカナ名を当て嵌めている(*16)、パラメータ名表記が日本語に変更されたのにパラメータ強化アイテムは英語名のまま(*17)といった雑な部分もみられる。 新要素「シアター」 七姉妹学園で舞耶・ゆきのが仲間になった後、全体マップから行くことができるようになる「シアター」にてクエストを受けられるようになる。シリーズの世界観に関係した舞台に行けたり、クエストを自作することも可能。(*18)本作最強の雑魚悪魔にして終盤のレベル上げの要「アリス」もボス専用キャラとして指定できるので、PS版では困難だったレベル99も容易に達成可能。 PSstoreで追加クエストが配信されており、PS版シナリオライターの里見直氏による書き下ろしシナリオやゲーム雑誌ファミ通、4Gamer.netとのコラボクエスト等が配信された。 EASY・NORMAL・HARDの三種類の難易度が選択可能になった。 …だが、難易度ごとの違いは敵に与えるダメージの大きさだけ。敵の能力は全難易度でEASY準拠になっており、HARDでも普通にプレイして防具などを買い揃えていけば、ろくにダメージを食らう事はなくなる。 一部ユーザーからは「難易度HARD・初期防具縛りでちょうど良い」などという意見さえ上がっている。 通常戦闘終了時の演出が小節区切りで締めくくられる形から、新たに作曲された「戦闘リザルト」という曲に切り替わる形に変更。 スタイリッシュと好評だっただけに、再現されなかった事が惜しまれる。ただ音楽の再生方式の違いなど、PSPの仕様から再現できなかった可能性もあり、致し方ない点ではある。 先述したリサの声はそのままだが、劇中歌「JOKER」のアレンジ版はアトラスのスタッフが歌唱している。 バトルでは「敵と味方の行動順表示」「合体魔法をコマンドひとつで行動設定可能」「コンタクト中の感情グラフ表示が復活」といった変更点がある。 物議の的となったラスト・バタリオンに関しては、いくつかアレンジが加えられている。 あらゆるグラフィックやムービーからハーケンクロイツが排除され、ドイツの伝統である「鉄十字(バルケンクロイツ)」に差し替えられた。 ヒトラーは「フューラー」という名称に変更され、会話時のグラフィックがサングラスで顔を隠したものになっている。あくまで「ヒトラーをモデルとした架空の人物」であることをアピールするための変更であり、作品の雰囲気を損ねていない。 評価点(リメイク) BGMアレンジ 前作『Persona』では告知なしのBGM全差し替えやオリジナルbgmへの変更不可という仕様で旧作プレイヤーから不評を買った。この反省から今作の楽曲は、オリジナルとアレンジ版を同時収録しゲーム中に自由に切り替えられる形となった。 アレンジはアトラスの喜多條敦志氏、小西利樹氏、小塚良太氏の3人が担当。PS版の作曲陣は参加していないものの、アレンジの評価は概ね良好。 配信シナリオのうち、PS版シナリオライター・里見直氏の書き下ろしシナリオは非常に好評。前作と今作を繋ぐプロローグのようなシナリオで、10年以上前に手がけたゲームながらキャラ達の言動にまったく違和感を感じさせない。随所に仕込まれた小ネタも好評である。 バトルの仕様変更のうち、合体魔法に関しては更に改良され、どのタイミングで発動するかも選択できるようになった。(*19)この点は純粋に評価点と言っていいだろう。 賛否両論点(リメイク) 今作のOPはPS版のものに加え、目黒将司氏が作曲した新曲に合わせたアニメーションが追加された。前者はそのままのため特に問題はないのだが、後者はグラフィックや曲調が『3』以降のような作風なので賛否両論となっている。 シアターでは、アリスのみを出現させることで簡単にレベルを上げられる。 ゲームバランスの崩壊につながるという声があるが、本作では罰の達哉にレベルが継承されるため、歓迎する姿勢も見られる。 不評点(リメイク) PS版から幾つか改悪された要素がある 具体的には… PS版では一つの画面で一括入力できた『(攻撃などの)行動選択』『行動順変更』『ペルソナチェンジ』が個別コマンド化され、キャラクターの行動順から一人ずつ入力する方式に変更 行動順番を入れ替えると再び最初からコマンド入力をしなおさねばならない キーレスポンスが悪く、操作性は全体的に悪化している。 コマンドの決定・キャンセルのSEがPS版から変更されているのだが、その評判がよくない。 せっかく復活したコンタクトに関しても「感情エフェクトが削除され、どの感情が上がったか判りづらい」「いちいちアナライズを見ないと契約している悪魔がわからない」など大きな問題がある。 動作が早くなった関係か、発動した魔法のエフェクトと効果音の音ずれが起きている。 アニメーション時間や効果音自体が短い魔法なら大して問題ないが、効果音が長い魔法の場合だと魔法のアニメーションが終わった後も音が続いており、合っていない。 この問題は次作の『罰』でも同様に発生している。 配信シナリオのうち、コラボクエストは内容の稚拙さから評判はあまり芳しくない。(*20) 上述の通り変更されたラスト・バタリオン関係だが、この際テキストにもヒトラーの名前を出さないように変更が加えられた。それ自体は止む無しとの声もあるがその変更内容がヒトラーの部分をただ差し替えただけ。そのため、一部の台詞が意味の通らないものになってしまっている。 例 「ラストバタリオンを率いているのはあのフューラーなんだって、驚きだね」あのフューラーって、どのフューラー? ちなみに「フューラー」とは、ドイツ語で庁における自動車・電車の運転手を指す語句。日本では「指導者」と訳されることが多い。ナチスにおいては「総統」の称号として用いられ、ヒトラーのみが名乗ることを許されていた。 総評(リメイク) システムやゲームバランスの改悪が目立ち、リメイク・移植として良い出来とはあまり言えない形となってしまった。 そのかわり演出面には『Persona』のような極端な改変は無く、世界観やストーリーの魅力を十分に味わえる。PS版は前述のようにハード面での問題が大きいため、どちらを選ぶかは個人の判断となる。
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【TOP】【←prev】【PlayStation】【next→】 ペルソナ 2 罪 タイトル Persona 2 Innocent Sin ペルソナ 2 罪 機種 プレイステーション 型番 SLPS-02100 ジャンル RPG 発売元 アトラス 発売日 1999-6-24 価格 6800円(税別) タイトル ペルソナ 2 罪 PlayStation the Best 機種 プレイステーション 型番 SLPS-91211 ジャンル RPG 発売元 アトラス 発売日 2000-9-14 価格 2800円(税別) ペルソナ 関連 PS 女神異聞録 ペルソナ ペルソナ 2 罪 ペルソナ 2 罰 駿河屋で購入 プレイステーション
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ペルソナ2罰 機種:PS 作曲者:土屋憲一、田崎寿子、黒川真毅、目黒将司、薄井和也 発売元:ATLUS 作品概要 女神転生シリーズの派生作品「ペルソナ」シリーズ第2作目の後編であり、女神異聞録ペルソナからのシリーズ完結編。 戦闘や噂を操る等の基本システムは前作「罪」から変わっていない。 異聞録及びペルソナ2罪に登場した仲間・宿敵たちが登場し、シリーズの完全決着的なストーリーが展開される。 主人公は前作の周防達哉(デフォルト名)から、前作のヒロイン役であった天野舞耶にバトンタッチされており、パーティメンバーのほとんどが社会人で構成されているため、現在のシリーズの中で学園ジュブナイルでない唯一のペルソナ作品となっている。 2012年5月17日に「PERSONA2罰」として前作と同じくPSPにてリメイク版が発売。 前作同様全曲のリミックス版とオリジナル版の切り替えが可能。 楽曲は、同一メロディの変奏曲が多いという特徴が挙げられる。 また作曲者のうち、誰がどの曲を担当したのかは一部以外ははっきりとわかっていない。 収録曲 曲名 作・編曲者 補足 順位 オープニング 土屋憲一 オープニング曲 舞耶(テーマ2) 土屋憲一 舞耶のテーマ 七姉妹学園 ダンジョン・七姉妹学園 Map 1 フィールド・序盤 アトラス213位 Parabellum II ショップ・パラベラム アトラス213位 時間城 田崎寿子 ショップ・時間城 蝸牛山 ダンジョン・蝸牛山 森本病院 ダンジョン・森本病院 アトラス114位 謎 ボス戦前イベント等 ボス戦闘 土屋憲一 ボス戦(女神異聞録「通常戦闘」のアレンジ) アトラス213位初代PS230位 珠閒瑠ジニー 珠閒瑠ジニー 相性占い 相性占い(女神異聞録「雪の女王」のアレンジ) Time Count ダンジョン・空の科学館 日常 赤提灯しらいし ショップ・赤提灯しらいし サトミタダシ平坂店 サトミタダシ演歌ver. Parabellum ショップ・パラベラム クラブ・ゾディアック ダンジョン・ゾディアック Peace Diner ショップ・Peace Diner TONY s SHOP トニーの露店 青葉公園 ダンジョン・青葉公園 アトラス91位ピアノ173位初代PS110位 ペントハウス 南条のテーマ Le Cleir de lune ショップ・Le Cleir de lune Ebony 管制室 理学研究所・管制室 理学研究所 ダンジョン・理学研究所 Bikini Line ショップ・Bikini Line 富永カイロプラクティック ショップ・富永カイロプラクティック BGM I イベント曲① 裏珠閒瑠TV ダンジョン・裏珠閒瑠TV BGM II イベント曲② 柊サイコセラピー ショップ・柊サイコセラピー kaori ショップ・kaori ギガ・マッチョ ショップ・ギガマッチョ 春日山高校 ダンジョン・春日山高校 ベルベットナナシアレンジ 田崎寿子 ベルベットルーム②(デビルサマナーシリーズの「ホテル業魔殿」のアレンジ) アトラス213位 戦闘 土屋憲一 通常戦闘 BGM III イベント③ アトラス213位 Padparacha ショップ・Padparacha 珠閒瑠TV ダンジョン・珠閒瑠TV ムー大陸 カジノ・ムー大陸 アトラス213位 etheria ショップ・etheria スマイル平坂 ダンジョン・スマイル平坂 BAOFU バオフゥのテーマ 廃工場 ダンジョン・廃工場 サトミタダシ夢崎店 サトミタダシ・テクノ?ver. Jolly Roger ショップ・Jolly Roger 日輪丸 ダンジョン・日輪丸 幻想 イベント④ 海底遺跡 ダンジョン・海底遺跡 回想(懐かしい) 回想イベント① 地下鉄工事現場 東亜ディフェンス ショップ・東亜ディフェンス ネコマタ噂事務所 葛葉探偵事務所ネコマタver. アメノトリフネ ダンジョン・アメノトリフネ Map II フィールド・中盤 珠閒瑠城 ダンジョン珠閒瑠城 巨悪 最終ボスイベント Map III フィールド・最終 モナドマンダラ ラストダンジョン ダンジョン377位 回想(悲しい) 回想イベント② EX最終戦闘 土屋憲一 隠しボス戦 アトラス114位 others mix 1 ペルソナ2罪の「ベルベットルーム(ただし罰のゲーム本編で使用されたアレンジ版)」→「foolishボス」→「アラヤ神社」→「ゾディアック」→「悪の胎動」→「イベントシーンB」→「サトミタダシ~蓮華台店」→「ベルベットルーム~月の光(ペルソナ2罪のサウンドトラック未収録、PSP版にはアレンジ版収録)」→「曲名不明」のメドレー。 others mix 2 others mix 3 ペルソナ2罪の「イベントシーンA」→「最終ボス戦闘」→「橿原」→「舞耶死す」→「舞耶のテーマ(悲しい)」→「安らぎ」の順のメドレー others mix 4 ペルソナマンボ 黒川真毅 歌:金子哲子コーラス:ツーファイブ作詞・ギター:黒川真毅 ペルソナロック 目黒将司薄井和也 歌・作詞:薄井和也アレンジ・バッキングギター:目黒将司リードギター:黒川真毅 Change Your Way 倉卓治 エンディング・歌:エリーシャ・ラヴァーン ゲームソング295位エンディング145位 サウンドトラック ペルソナ2罰オリジナルサウンドトラック エンディング曲は未収録
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674 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/30(月) 20 25 01 ID Ge1oDInm 660 ペルソナ2罪罰ではメニュー画面で処理落ちする。 これが半端なくウザいですよ。 693 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/31(火) 00 44 40 ID +ZIUEzze ペルソナ罪罰、少なくとも罪はPS2でやるのは問題外よ、マジ。 いや、出来なくは無いんだけど、メニューがマジ重い。 ひったすらストレス。 まぁ、PS1かEMUだーね。 695 名前: なまえをいれてください [sage] 投稿日: 2005/05/31(火) 01 10 17 ID owuemvpZ 693 メニューもそうだけど、ラスダンのシバルバーでの雑魚ナチス兵との 戦闘でもPS2だと激重になりますよ。 197 名前: ◆WINnrzS9C. [sage] 投稿日: 2005/06/17(金) 07 33 11 ID +DWBOONw 190 ペルソナ・罪はウインドーが開くのが鬼のように遅くなるぽ。 PSの時は「シャキンッ」て感じだけど、PS2でやると 「にょぉぉぉぉぉん」て感じになる。
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上映中映画 カリスマの教室 前編|カリスマの教室 後編|ペルソナ泥棒 輸入映画 悪魔紳士の真相|ゲーマガSOS|ペルソナ2 暗影Ⅰ|ペルソナ2 暗影Ⅱ|ペルソナ2 暗影Ⅲ|トイレの華子さん|マフィアが来たりて記事を書く|噂に花、夢に明日 前回あらすじ|聖エルミン学園(異界)|聖エルミン学園|エピローグ 前回あらすじ 会話イベント 聖エルミン学園(異界) マップ 出現悪魔 会話イベント 3F・3-13教室前からスタート 3F・3-2教室会話イベント ルキフグスと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - ルキフグス 無 テトラカーンマカラカーングラダインマジックシール 無:火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 光 / 闇 / 万 / 経 / 精弱:剣 / 飛 / 打 / 投 / 技 46 1056 ○ 会話イベント ○ フェンシング部にワープ ○ フェンシング部前へ自動移動 体育館・空き部屋1へつづく廊下の入口ギリメカラと会話 ギリメカラと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - ギリメカラ 無 ジオダイン体当たりマフーイメギド 反:剣 / 飛 / 打 / 投 / 技 / 弱:火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 光 / 闇 / 万 / 経 / 精 55 1305 ○ 会話イベント ○ 3-16教室前にワープ 3F・3-18教室会話イベント ツィツィミトルと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - ツィツィミトル 無 ギガンフィストマハマグダインブフダイン催眠波 無:光 / 闇耐:経 / 精 59 1449 ○ 会話イベント ○ 3F・ベルベットルーム前にワープ 3F・3-3教室会話イベント ウロボロスと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - ウロボロス 地 串刺しポイズンブレス 耐:火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 光 / 闇 / 経 / 精弱:打 / 技 62 1524 ○ 会話イベント ○ 3-10教室前の廊下の東側にワープ 3F・3-9教室会話イベント アフ・パチと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - アフ・パチ 無 デスバウンド雄叫びムドオン大地の怒りメギドラオン 反:光 / 闇耐:経 / 精 66 1572 ○ 会話イベント ○ 3Fの下り階段前の廊下の南側にワープ 2F・2-14教室会話イベント 2-4教室にワープ 2F・2-4教室会話イベント 2-4教室前へ自動移動 1F・1-4教室会話イベント アリスと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 ノーマルアイテム LV HP - アリス 無 メギドラオンオメガクラスタアナザディメンション 無:光 / 闇 / 経 / 精耐:剣 / 飛 / 打 / 投 / 技 / 火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 万 ソーマ 80 4500 ○ 会話イベント ○ 聖エルミン学園へ自動移動 聖エルミン学園 会話イベント エピローグ 会話イベント「七百七十七支刀」、「クエイサーランチャー」、「ハイジェットナックル」、「スーパーナンブ零式」、「マッド・フローラ」を入手 [メモ] プレイ時間は約1時間(主人公LV69) 上へ
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上映中映画 カリスマの教室 前編|カリスマの教室 後編|ペルソナ泥棒 輸入映画 悪魔紳士の真相|ゲーマガSOS|ペルソナ2 暗影Ⅰ|ペルソナ2 暗影Ⅱ|ペルソナ2 暗影Ⅲ|トイレの華子さん|マフィアが来たりて記事を書く|噂に花、夢に明日 前回あらすじ|聖エルミン学園|インターミッション 前回あらすじ 会話イベント 聖エルミン学園 マップ 出現悪魔 2F・2-4教室前からスタート 体育館・フェンシング部会話イベント ザエボスと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - ザエボス 水 ツインスラッシュマハアクエス催眠波 無:闇耐:経 / 精弱:光 32 789 ○ 会話イベント ■ 「青竜刀」を入手 ○ フェンシング部の外へ自動移動 ○ フェンシング部に入れなくなる ○ 渡り廊下前にヒーホー君が移動する ○ 食堂前にメッセンジャーが現れる ○ 食堂へ入れるようになる 2F・食堂会話イベント ダイロクテンマオウと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - ダイロクテンマオウ 無 トリプルダウンねらいうちグライバ 無:闇耐:経 / 精弱:光 34 903 ○ 会話イベント ■ 「ブレンテン」を入手 ○ 食堂の外へ自動移動 ○ 食堂に入れなくなる ○ 食堂前にヒーホー君が移動する ○ 空き部屋前にメッセンジャーが現れる ○ 空き部屋へ入れるようになる 3F・空き部屋会話イベント サテュロスと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - サテュロス 地 マハマグナス錯乱の舞踊秘孔突き 吸:地耐:光 / 闇 / 経 / 精弱:風 36 885 ○ 会話イベント ■ 「スクランブルケース」を入手 ○ 空き部屋の外へ自動移動 ○ 空き部屋に入れなくなる ○ 空き部屋前にヒーホー君が移動する ○ 生徒会室へ入れるようになる 3F・生徒会室会話イベント 生徒会室前にヒーホー君が移動する 体育館及び倉庫へ入れるようになる 体育館・倉庫会話イベント ラクシャーサと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - ラクシャーサ 無 霜剣乱舞タルカジャバルザカイア 耐:剣 / 飛 / 打 / 投 / 技弱:火 / 水 / 風 / 地 / 氷 / 電 / 核 / 万 39 996 ○ 倉庫の外へ自動移動 ○ 生徒会室に入れなくなる ○ 渡り廊下前にヒーホー君が移動する ○ 保健室前に思い詰めた少年(金城)が現れる 1F・保健室前思い詰めた少年(金城)と会話 体育館及び倉庫に入れなくなる 図書室前にメッセンジャーが現れる 図書室へ入れるようになる 3F・図書室会話イベント 美術室前へ自動移動 3F・美術室前会話イベント 図書室に入れなくなる 空き部屋前及び美術室前にメッセンジャーが現れる 美術室へ入れるようになる 3F・美術室会話イベント アエーシュマと戦闘 アルカナ 名前 属性 スキル 耐性 LV HP - アエーシュマ 無 アギダインフレイラマジックシールマハムド 無:光 / 闇耐:経 / 精 42 951 ○ 会話イベント インターミッション ペルソナ2 暗影Ⅲへ続く [メモ] イベントごとにヒーホー君が現れ、行き先を教えてくれる プレイ時間は約45分(主人公LV69) 上へ
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ペルソナ2 罰 ストーリー 概要 特徴 評価点 問題点 総評 その後 リメイク版『PERSONA2 罰』 概要(リメイク) オリジナル版からの追加・変更点 『PERSONA2 罪』からの改善点 総評(リメイク) ペルソナ2 罰 【ぺるそなつー ばつ】 ジャンル RPG 対応機種 プレイステーション 発売元 アトラス 開発元 アトラス第一開発部 発売日 2000年6月29日 定価 通常版 6,800円(税別)DXパック 9,800円(税別) 廉価版 アトラスベストコレクション 2001年11月22日/2,940円 判定 良作 女神転生シリーズ ストーリー 主人公「天野舞耶」は、ティーン向け情報誌の編集部に勤める編集者である。幼い頃から憧れた職業に就き、上司と反目したりしながらも、それなりに充実した日々を送っていた彼女の日常は、一人の少年との出会いにより崩れだす。少年の名は周防達哉。舞耶は、名前すら知らないはずのその少年に、なぜか以前から知っていたかのようなデジャ・ヴュを憶え、胸を騒がせる。そんなある日、彼女は、近頃街を震撼させる連続猟奇殺人にまつわる「JOKER呪い(まじない)」の噂を取材するよう命じられ、七姉妹学園(ななしまいがくえん)を訪れる。そこで待ち受けていたのは、JOKERを名乗る噂の殺人鬼の襲撃と彼女を救った「デジャ・ヴュの少年」との再開、そして、ペルソナと呼ばれる別人格の発動だった。「 向こう側 を思い出せ」…謎の言葉を残し消え去るJOKERと「全てを忘れろ」と言い残して立ち去ったデジャ・ヴュの少年の影を追い、運命の車輪は再び音をたてて回り始める。全てを知っている……いや、何も知らない……?錯綜する記憶の糸を辿る先に待つものは、 大いなる罰か?それとも…… (説明書より) 概要 アトラスの人気RPGシリーズ第3弾。『女神異聞録ペルソナ』『ペルソナ2 罪』と続いたシリーズの完結編である。 前作『罪』のパラレルワールドを描いたストーリーとなっており、主人公は『罪』のヒロインだった「天野舞耶」。パーティメンバーも『罪』に登場していたキャラである。本作だけでも完結するストーリーだが、実際には『罪』と重要なつながりがあり、実質連作と言える。 ちなみに主人公の名前は「天野舞耶」で固定であり変更できない。 ペルソナ2最大の特徴「噂」をはじめ、システムは『罪』のものを踏襲している。 『罪』のセーブデータから、いくつかの要素を引き継いでゲームを始めることが可能。 プロデューサー・岡田耕始氏とキャラクターデザイン・金子一馬氏のインタビューや、プロモーションムービーを収録したファンディスクが付属。 残念ながらべスト版には付属していない。後述のリメイク版でも、収録は見送られてしまった。 特徴 ジュブナイル色が強かった前作に対し、今作は主要キャラの大半が社会人で、アダルトな雰囲気になっている。パーティメンバーの平均年齢もシリーズの中で最も高い。 『罪』ではサブキャラとして出ていながらも深く関わり合う事は無かったキャラが『罰』では仲間となる。これにより『罪』では知る事の無かったこれまでの人生や悩みなど意外な一面が見られる。 BGMもメインテーマをはじめアダルトな空気にあわせたものになっている。 舞台は前作『罪』と共通しているので『罪』のBGMも流用されている部分が多いが、場所によっては新規で差し替えられている所もあり『罪』で訪れた場所の印象の変化を感じやすくなっている。 システムも根本は『罪』を基準とし、メニューの改善、フィールド会話の豊富さで演出を変更している。 戦闘時の演出も所々強化されており、ボス敵はコンタクト以外でもこちらが逃げようとしたり、全滅したりすると色々な反応をするようになった。 評価点 前作からの改良点 前作で問題視された、技性能のバランスが大きく改善。猛威を振るった即死技が下方修正される一方で、弱くて役に立たなかった合体魔法が主戦力レベルに強化されている。 ボタン一つで合体魔法の設定が可能に。前作では組み合わせの確認しかできなかった合体魔法リストに、自動的に組み合わせを設定する機能が追加。「現在降魔中のペルソナでどんな合体魔法が使えるのか」という確認も容易にできる。 このシステムは、PSP版『PERSONA2 罪』にも更に快適な形で導入された。 コンフィグに戦闘時のエフェクト省略設定が追加。ペルソナ発動などの演出を省略して戦闘できるモードで、作業部分の消化が楽になった。 ただし、省略設定をONにすると行動を変更するたびに長い暗転が入るため、コントローラーを放置してもいいような状況でなければあまり効果は無い。また、ボス戦では演出を省略する事自体ができない。(*1) ショップに新施設が追加された。魔法継承に必要なカードを販売する店、エンカウントやコンタクトの結果を操作する店などバラエティ豊かに。当然ながら、実際の攻略にも大きく貢献してくれる。 音楽 前作と同じくゲーム中の曲は土屋憲一、田崎寿子、黒川真毅の三人によって作曲された。 アダルトチックな音楽は、地味ながら優れた演出効果で物語を彩る。 バトルBGMは「ボス戦闘」「EX最終戦闘」など静かながら戦闘を盛り上げる良曲が揃っている。 ストーリー 『異聞録』から出ていた名物キャラが小悪党としてあっけなく殺される(*2)など、全体的には暗めである。 ただし、前作で悲惨な仕打ちを受けたキャラの大半は、何らかの形で救済される。ストーリー展開も『罪』での鬱要素がある程度昇華されるようになっている。 前作に引き続き『女神異聞録ペルソナ』の主要キャラクターが登場。 本作で仲間になるのは「南条圭」「桐島英理子(エリー)」の2名。実際のゲームではどちらか1名を選択することになり、どちらを仲間にするかで経由するダンジョンやイベントの内容が変化する。 仲間にならないキャラも顔出しのみに終わらず、イベントで舞耶たちをサポートしてくれる。 パーティメンバーとなる仲間はいずれもどこか不器用な大人達であり、罪を犯してしまい悩み苦しむ達哉に対し、ときに体当たりと勢いでぶつかり、ときにその生き様と背中で引っ張り、時に上手く騙くらかして助けてくれる。そんな彼等と共に挑むラストバトルにて、数多の人々を蹂躙し続けたラスボスが語る運命論への『答え』として結実し、物語は真の終わりを迎える。達哉とラスボスに向けたその『答え』は、世の中の酸いも甘いも味わってきた大人達だからこそ出せたものだと好評。 クリア後のオマケ要素 RESTARTモード セーブデータから一部要素を引き継いでゲームを開始する、いわゆる2周目モード。通常のニューゲームと大きな変化は無く、ハードなやりこみユーザーの為に用意されたモードと言える。 南条・エリー両ルートのクリアフラグを取得すると「EXダンジョン」が解禁される。 EXダンジョン 様々なトラップや謎解きが仕掛けられたスペシャルダンジョンをプレイできるモード。セーブデータからキャラ・ペルソナの能力や所持品など、すべてを受け継いでゲームを開始する。 最大の特徴は"パーティメンバーを任意に組み替えられる"ということ。南条・エリー・達哉の3人を同じパーティに入れる事も、あえて舞耶一人で戦う事も自由にできる。 EXダンジョン専用の敵悪魔やペルソナも存在する。 EXダンジョンのラストでは、意外なボスが待ち受ける。このボスに究極の合体魔法「ハルマゲドン」(*3)を使うと…。 クリアすると、様々なキャラのメッセージが聞ける「留守番電話」が解禁。留守番電話という日常要素に、明らかに不釣り合いなキャラのセリフが入る様はなかなかシュールで面白い。 問題点 『罪』をプレイしたことで発生する"弊害" システム面 合体魔法の組み合わせが変更され、『罪』をやり込んでいたプレイヤーほど戸惑うことに。 前作で登録された合体魔法のレシピはデータコンバートによって引き継がれるが、慣れないうちは戦闘のたびリストを右往左往する羽目になり、余計な手間を食ってしまう。もっとも、主力となる合体魔法は概ね前作よりもわかりやすく整理されており、覚え直す負担は軽くて済む。 一部の合体魔法は、改悪としか言えないレベルの変更をされてしまっている。その最たるものが「精霊召喚」を含む2人連携4種。組み合わせには噂魔法(*4)が使われ、実用性が大暴落した。(*5) 演出面 メガテンシリーズの慣習として、主人公には選択肢以外の台詞テキストが用意されない。(*6)それは本作においても同様である。 ただし本作の主人公である舞耶は、元々は物語のヒロインとして生み出され、「明朗快活で前向き」という個性を与えられたキャラ。そこにむりやり従来の演出方法を当てはめたことで、大きな違和感が生じてしまっている。ボイスや選択肢はキャラの性格をよく表現しているが、それらが違和感を助長しているのもまた事実である。 前作で主人公だった達哉にも同じ事が言え、「普通に喋っているだけなのに違和感がある」という異常事態に。 前作ユーザーを切り捨てるような高難易度 『罪』が従来のメガテンファンから「ヌルすぎる」と評価された事を受け、本作では全体的な難易度の引き上げが行われた。ただし、主眼に置かれたのは"突き放すような難しさへの回帰"だったようで、お世辞にもバランスが良いとは言えない。 バトル面 敵の攻撃力が大きく引き上げられ、弱点を突かれれば即死してしまう事も。そのうえ、強力な魔法や装備品が入手しづらくなっており、対抗しうる戦力を整えるのが難しい。 コンタクトが『異聞録』とは違った意味で不安定になっている。本作ではコンタクトコマンドが廃止され、掛け合いコンタクト一本に統一された。(*7)参加メンバーだけでなくメンバーを選ぶ順序によっても内容が変化するため、組み合わせの把握が少々面倒。またその仕様上、パーティの人数が少ないと、出来ることが加速度的に減ってしまう。タイミングによっては、興味を上げる(=カード入手・戦闘離脱)こともままならない場合すらある。 シナリオ面 前作と比べ、やたらと手間のかかるダンジョンや、5人フルメンバーで戦えない状況が目立つ。ゲーム進行に対する難易度推移も極端で、ゲーム序盤~中盤では難所が連続する一方、ゲーム終盤は消化試合のようになってしまっている。 特にゲーム序盤の過酷さは異常で、戦力強化に適したダンジョンが少なくボスも強いと悪条件のオンパレード。最初のダンジョン「七姉妹学園」からして何の準備もできずに閉じ込められ、たった3人のパーティで強力な固定敵を倒すというとんでもない初見殺しである。 改善されなかった処理落ち 前作で問題視された戦闘シーンの処理落ちが、全く解決されていない。前作のような描画遅延こそ無くなったものの、ペルソナや魔法のアニメーションでコマ落ちがほぼ100%発生するようになってしまった。 また、本作は戦闘シーンそのものの処理が前作よりも重く、コマンド入力のレスポンスが悪くなっている。 相変わらず入手困難なFOOL その理不尽な入手条件から、『罪』では雲の上の存在だったFOOLのカード。本作ではあろうことか更なる引き締めが行われ、「4回目以降の質問で興味をMAXにし、かつその過程で喜び・恐怖が上昇していない」という無茶苦茶な条件が課されることに。無論、FOOL専用質問の発生確率も低いままである。さらに、有志の検証サイトによればFOOL専用質問の内容が前作と異なっているとのこと。そんなにFOOLのペルソナを使われたくないのだろうか…。 止めに、多数のフラグを経て終盤のイベントで解禁される特殊なペルソナがよりにもよってFOOL。その必要枚数、実に4枚(=4回入手成功)。しかもそのペルソナは「あるボスを一撃で倒す合体魔法のためだけに存在する」ペルソナであり、能力に関してはゴミクズ同然。帰還アイテムはお約束通り有用なレアモノだが(*8)入手難度に見合わないのもまたお約束である。(*9) 幸いにも、本作ではサブイベントの報酬としてFOOLのカードが用意されており、入手難度そのものは下がっている。(*10) 『罪』からのコンバート要素の偏り 達哉の初期ステータスや合体魔法リストの開放などシステム面では恩恵を得られるものの、ストーリー面では全くと言っていいほど変化がなく、期待していると肩透かしを食らう。 例えば、『罪』ではとあるパーティーメンバーの運命が選択肢次第で大きく変わってしまう。が、良い結果に進んだデータをコンバートしても何か貴重なアイテムが貰えたり、特殊なイベントがある訳ではない。終盤に達哉が前作の出来事を語る際に画面の端にチラっと映っている姿が追加されるだけである。 新たに発生した問題 前作と比べ画質が落ちており、軽度ではあるがjpg圧縮のような画像荒れが見られる。 会話送りのボタンレスポンスが前作に比べて過敏になっており、そのせいで会話選択肢を間違えやすい。 レベルアップ時に素のステータスがオールカンストしてボーナスが振り分けられなくなるとそのままゲームの進行が不能になる。 特殊な装備品「伝説の武器」に重大なバグがある。 伝説の武器は悪魔の噂でより強力に進化するのだが、RESTARTモードではその噂をありえないタイミングで聞ける事がある。そうなったら最後「伝説の武器の噂を聞ける=伝説の武器を持っている」という扱いになり、聞いた噂に対応する武器を作れなくなってしまう(伝説の武器は1種類につき1個しか所有できない為)。 南条・エリーの両名はゲーム後半でパーティーを離脱するのだが、その際に伝説の武器を装備させていると離脱とともに武器が消えてなくなる。特にエリーは他に強力な武器が手に入らないため、EXダンジョンを見越してやり込んでいるとこの罠に嵌りやすい。 総評 前作『罪』より劣る部分もあるが、それを補って余りある魅力を持った作品。 前作からのデータコンバートもあるが単体でも問題なく遊べ、またやりこみ要素も豊富である。ただやはり『罪』とはかなり密接な関わりを持つので、できることなら『罪』からプレイする事をおすすめする。 その後 初代『ペルソナ』の流れを汲むシリーズは今作で完結。『ペルソナ3』からは完全新作として再スタートが図られ、新規ファンが多数開拓された。 2012年5月17日にPSPでリメイク版が発売された。以下の記事を参照。 リメイク版『PERSONA2 罰』 【ぺるそなつー ばつ】 対応機種 プレイステーション・ポータブル 発売元 アトラス(インデックス) 開発元 スティング 発売日 2012年5月17日 定価 パッケージ版 6,279円ダウンロード版 4,980円 判定 良作 概要(リメイク) 『ペルソナ2 罰』のリメイク版。 前作『PERSONA2 罪』で寄せられた意見をもとに、様々な改善が施された。 公式の略称は「P2X」。 オリジナル版からの追加・変更点 イメージカラーが赤から白に変更。メニュー画面もデフォルトでは白を基調にしたものに変更された。 新要素「アディショナルシナリオ」 前作主人公「周防達哉」を主人公としたシナリオが追加され、舞耶達と合流するまでどのような行動をしていたのかが描かれている。 基本達哉一人でのプレイになる為、前作からのデータコンバートが無いとかなりの難易度となる。 脚本はオリジナル版のシナリオライターである里見直が担当。10年前のゲームながら、当時のキャラのイメージを壊さずしっかりとしたシナリオを書き上げている。 他にも、『異聞録』での人気曲「死線」のアレンジが流れたり、『デビルサマナー』シリーズの悪魔が登場するなどファンサービスも多い。 しかしこのアディッショナルシナリオは南条ルート基準であるためそちらでないと全てのシナリオがプレイ出来ず、完全な行動の補完かと言うとそうでもない。ちなみに、最終話ではFOOLのカードが入手できる。 また今回は前作で追加されたシアターが削除されており、クエストの自作も出来ないので、ベルベットルームでシナリオを選ぶ必要がある。 その分の空いた容量により、データの高速読み取りが可能になったと言われている。 またアディショナルシナリオも含め、全体的にクトゥルー神話系の話が色濃い。 『異聞録』の時点からクトゥルー神話系のキャラクターが登場していたが、『罰』では使うペルソナ、敵キャラ、キーワード等に登場する数はかなり増えており、特に今回のアディッショナルシナリオでは、"銀の鍵"を持った人物の手引きにより、人間の深層心理における"カダス・マンダラ"というダンジョンを攻略する事になる場面がある等、かなり意識してクトゥルー神話の話を盛り込んでいる BGMアレンジ 前作に引き続き小西利樹がメインでアレンジを担当。PS版の楽曲との切り替えも可能。戦闘曲は全体的にギターを用いたアレンジが行われている。 オープニングも小西氏が作曲しており、前作と異なりPS版オープニングのアレンジになっている。 ただ戦闘終了の演出はPSPでは再現が難しいのか、「戦闘リザルト」という新曲に切り替わる形になっている。 『PERSONA2 罪』からの改善点 ロード時間高速化 メディアインストールを行っていても戦闘前に2~3秒のロードがあった前作から大幅に改善、ほぼ一瞬で画面が切り替わる。 戦闘時の演出カット機能も強化され、敵の行動を含めても1ターンあたり3秒とかからない程に。 が、あまりにも高速化され過ぎて、行動を設定し直すタイミングが計りづらくなってしまった。 戦闘システム修正 前作における致命的な改悪点の1つだった戦闘システムは、好評だった合体魔法の設定を除いて全てPS版と同様のものに戻された。 同様に不評だったコマンド入力時の効果音もPS版のものに戻されている。 キーレスポンスが非常によくなり、ショートカットキーの導入も併せてコマンド入力がさくさく行える。 コンタクト時に悪魔の足元が光る演出と、契約悪魔の足下に紋章が浮かぶポイントも復活している。それでいて感情グラフも引き続き導入されており、コンタクトが進めやすい。 難易度ごとの差別化 前作ではハードでも簡単にクリアできたのが一転、ハードは『ダンジョンで移動するとSPが回復する効果が無くなる』『雑魚敵との逃走が不可』『被ダメージ大幅上昇』といった調整がなされ、万全を尽くしても即ゲームオーバーになりかねないアトラスらしい高難易度になっている。 戦闘中以外なら好きなタイミングで難易度を変更でき、その場の目的や腕前に合わせたプレイが楽しめる。 総評(リメイク) 前作『PERSONA2 罪』からの改善だけでなく、オリジナル版と比較しても快適になった部分が多く、移植・リメイクとしての質は十分高まったと言える。
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【作品名】ペルソナ2 罪+罰 【ジャンル】ゲーム 【先鋒】アメノトリフネ 【次鋒】シバルバー 【中堅】地龍 【副将】フィレモン 【大将】ニャルラトホテプ 【世界観・設定】 二つの現実世界と、普遍的無意識の世界が存在する。 設定上、現実が「意識」の世界、普遍的無意識は「無意識」の世界と 対比されているので普遍的無意識は単一宇宙並 遺伝によって伝えられる普遍的無意識は人々の精神の源であり、 創造と破壊という対局に位置するふたつの意思を抱えている 創造と破壊の化身がフィレモンとニャルラトホテプであり また彼らこそが普遍的無意識そのものである フィレモンとニャルラトホテプは表裏であることから 普遍的無意識としての領域は半々である 罰の攻略本の時系列を追ったストーリー解説では、 欄外に同一時間軸の扱いで罪世界での出来事も書かれている。 見た目が全く同じ場所であり、かつ『罰』での普遍的無意識のやり取りと、 『罪』の普遍的無意識でのやり取りも同一で行われている扱いから 『罪』のラストで並行世界である罰世界が作られた際に、 普遍的無意識の世界も罰世界に併せて作られたのだと思われる ニャルラトホテプ、及びフィレモンは罪と罰で同一の存在なので罰世界の分、 領域がもう半分増えたことになる 【参考】 ペルソナワールドガイダンス ペルソナ2罪公式マスターズガイド ペルソナ2罪公式ガイドブック完全版 ペルソナ2罰公式マスターズガイド ペルソナ2罰公式ガイドブック完全版 【名前】アメノトリフネ 【属性】噂により現実化した宇宙船 【大きさ】人口約128万人都市の2倍以上の直径の円盤 【攻撃力】大きさ相応の体当たり 【防御力】大きさ相応 宇宙船なので宇宙でも活動可能だろう 【素早さ】数秒で自身並の距離は飛行移動できる。 操作者である天誅軍らの反応は軍人並 【戦法】体当たり 【名前】シバルバー 【属性】噂で現実化した宇宙人の宇宙船 【大きさ】人口約128万人都市の2倍以上の直径の円盤 【攻撃力】大きさ相応の体当たり。 【防御力】自転の停止で地球上が一瞬で滅ぶ衝撃に、バリアらしきもので耐えている 宇宙船なので宇宙でも活動可能だろう 【素早さ】数秒で自身並の距離は飛行移動できる。 操作者であるラストバタリオンらの反応は大将と同じくらい 現実化した噂の設定上、プレデアス星団間の航行が可能 【戦法】体当たり 【名前】地龍 【属性】噂で現実化した地上を滅ぼす龍の1匹 【大きさ】太さは人口約128万人都市並。長さは地球の直径1/3程 【攻撃力】大きさ相応の蛇。 大地を走る龍により山は割れ、地は裂け、地球上を赤き光のひび割れが走った。 身じろぐだけで関東大震災クラスの地震が起こるとされる 【防御力】大きさ相応 【素早さ】数秒で地球の半分は移動可能な速度。 飛行可能で、反応は蛇並 【戦法】体当たり 【名前】フィレモン 【属性】普遍的無意識(ポジティブサイド)そのもの 【大きさ】宇宙並 【攻撃力】特殊能力参照 【防御力】普遍的無意識そのものなので基本的に実体なし。 ニャルラトホテプ同様、人が相反する心を持つ限り滅びないだろう 【素早さ】実体化した元型は2m程から発射後のマシンガンを回避できる達哉より早い反応 普遍的無意識はあらゆる時空の制限を受けない 並行した『罪』と『罰』の世界、及び2つの普遍的無意識の世界の同じ時間軸に同時に干渉、存在できる 【特殊能力】普遍的無意識では強い思いであらゆることが実現可能 その世界に渦巻く人類の心的エネルギーは宇宙創造に匹敵するとされる 作中では主人公達の同意を得て、過去の出会いを無かった事にして、 平行世界を作らせて送り出した 原理はニャルラトホテプと同様なので、大将と互角の任意全能 【戦法】普遍的無意識(ポジティブサイド)そのもので参戦。 【名前】ニャルラトホテプ 【属性】普遍的無意識(ダークサイド)そのもの 【大きさ】宇宙並 【攻撃力】特殊能力参照 【防御力】普遍的無意識そのものなので基本的に実体なし。 しかし元型(本体)を実体化したり、化身として複数で同時活動もできる 人が相反する心を持つ限りニャルラトホテプは絶対に滅びない 【素早さ】実体化した元型は2m程から発射後のマシンガンを回避できる達哉より早い反応 普遍的無意識はあらゆる時空の制限を受けない 並行した『罪』と『罰』の世界、及び2つの普遍的無意識の世界の同じ時間軸に同時に干渉、存在できる 【特殊能力】普遍的無意識の世界に渦巻く宇宙創造に匹敵する 人類の心的エネルギーを収束して願いや噂を叶える。 運命に手を加える事ができる存在であり、 彼自身が運命といっても差し支えない程強大な力を持つ 特定の人間や世界そのものを滅ぼすのも容易である。 2つの並行世界に噂の現実化が及んでおり、 2つの普遍的無意識の世界でも同様に力を発揮できるので 単一宇宙×4の任意全能 【戦法】普遍的無意識(ダークサイド)そのもので参戦。相手や世界を滅ぼす 参戦 vol.101 268-270 修正 vol.103 246-247 vol.103 605 :格無しさん:2011/09/02(金) 01 05 30.55 ID MozfUBNI ペルソナ2罪+罰考察 先鋒・次鋒は人口100万人の都市はおよさ10km以上の直径はあるので直径20kmの円盤 中堅の大きさ的にLOVから LOV 【先鋒】【次鋒】大きさ負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】【大将】任意全能 3勝2敗 バケツリレーチャンプ 【先鋒】【次鋒】大きさ負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】【大将】任意全能勝ち 3勝2敗 シャンクシリーズ 【先鋒】倒せない倒されない 【次鋒】大きさ的に吸引されない 体当たり勝ち 【中堅】呪いの言葉負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 3勝1敗1分け チンプイ 【先鋒】【次鋒】大きさ負け 【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝2敗1分 ドラえもん 【先鋒】【次鋒】大きさ負け 【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝2敗1分 竜神伝説 【先鋒】体当たり勝ち 【次鋒】大きさ負け 【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】任意全能勝ち 3勝1敗1分 606 :格無しさん:2011/09/02(金) 01 23 01.78 ID MozfUBNI 黄金の太陽 【先鋒】【次鋒】倒せない倒されない 【中堅】隕石負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝1敗2分 ネオアトラス 【先鋒】【次鋒】大きさ負け 【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝2敗1分 milk junkie 【先鋒】【次鋒】大きさ負け 【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝2敗1分 トランスフォーマー 【先鋒】【次鋒】大きさ勝ち 【中堅】大きさ負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 4勝1敗 アニレオン 【先鋒】光覇滅却拳負け 【次鋒】大きさ勝ち 【中堅】光覇滅却拳負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 3勝2敗 コジコジ 【先鋒】【次鋒】倒せない倒されない 【中堅】熱負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝1敗2分 プリキュア 【先鋒】【次鋒】【中堅】乗り込まれて負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝3敗 まほろまてぃっく 【先鋒】輝ける闇負け 【次鋒】反物質砲負け 【中堅】体当たり勝ち 【副将】【大将】任意全能勝ち 3勝2敗 607 :格無しさん:2011/09/02(金) 01 23 34.78 ID MozfUBNI ドラゴンノーツ 【先鋒】【次鋒】【中堅】乗り込まれて負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝3敗 護星童子ラン 【先鋒】【次鋒】【中堅】エネルギー波負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝3敗 クライムクラッカーズ 【先鋒】【次鋒】砲撃負け 【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝2敗1分 シバルバー 【先鋒】体当たり勝ち 【次鋒】【中堅】槍負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 3勝2敗 ザ・サード 【先鋒】体当たり勝ち 【次鋒】【中堅】倒せない倒されない 【副将】任意全能勝ち 【大将】多元全能負け 2勝1敗2分 PC原人 【先鋒】【次鋒】体当たり負け 【中堅】倒せない倒されない 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝2敗1分 ビューティフルジョー 【先鋒】【次鋒】【中堅】大きさ負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝3敗 608 :格無しさん:2011/09/02(金) 01 23 56.88 ID MozfUBNI ロックマン 【先鋒】【次鋒】【中堅】中に乗り込まれて負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝3敗 FF8 【先鋒】乗り込まれて負け 【次鋒】アルテマ連発負け 【中堅】倒せない倒れない 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝2敗1分 ソウルクレイドル 【先鋒】【次鋒】【中堅】中に乗り込まれて負け 【副将】【大将】任意全能勝ち 2勝3敗 まほろまてぃっく=プリキュア=ペルソナ2>コジコジ
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■ペルソナ2 罪 ロストメモリーズ [有料] アトラスの人気RPGシリーズの外伝作品。 ペルソナ2罪とペルソナ2罰の間におこった事件との触れ込みだが、外伝の手合いにもれずこの作品の存在も蛇足である。 システムは踏襲しているものの、やや簡略化されており、武器・噂・交渉・敵etc...なども少なくなっている。また、前作アプリと違い少しだけストーリー性があるものの、やはり薄く、展開も唐突でキャラも適応力がありすぎである(携帯アプリという容量制限上仕方がないのはわかるが)。 今作もやはりRPGとしてのやり込み要素がメインである。この作品をプレイしても本編が楽しくなることはないし、本編を楽しんだからといってこの作品が楽しめるというわけでもない。ペルソナ2のやり込み要素を楽しめた"RPG好き"なら楽しめるだろう。
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